受付事務として21歳の女の子が入社して来た。
小柄で明るい女の子で彼氏持ちとの事。彼氏の影響で野球が好き、俺の好きな高校野球も詳しかった。
その事もありすぐに打ち解け仲良くなった。
最近自動車を買った彼女から、ある日の昼の仕事中に彼女からいよいよ明日納車と聞いた。
彼女「明日納車なんですが、海にドライブに行こうと思っています」
俺 「彼氏と行くの?」
彼女「一人で行きます」
俺 「どうして彼氏と行かないの」
彼女「運転が怖いからまだ乗ってくれません」 「一人で大丈夫でしょうかね」
などと笑いながら話していた。
時間が過ぎて夕方ごろになり、彼女の近くに寄っていくと
彼女「明日、本当に一人で大丈夫かなあ」
また不安なのかそれとも?
もしかして俺を誘ってる?
いろいろな考えが脳をかけめぐる。
期待感を胸に
ちょっと冗談っぽく、
俺 「なんだったら俺が教えてあげようか」
ちょっと緊張したが
勇気を出して聞いてみた
すると少し間をおいて
彼女「いいんですか?」
と笑顔で言ってきた。
変にうれしい気持ちと、親子ほど違う年下の女の子相手に本当にいいのか?
そしてひょっとしてマズイ?という罪悪感みたいなものも込み上げてくる。
この時点で下心が大有りだという事だ。
下心が無い場合はいくら2人きりの状況でも、マズイとかダメだろみたいな感情は出てこない。
つまり運転を指導する目的は建前で
その他のことを妄想している訳。
この辺りから、そわそわと落ち着かない変な気持ちになり自宅に帰っても落ち着かなかった。
明日は休み。
いったいどんな休日になるのかという
不安と期待が入り混じった状態で一日が終わろうとしていた。